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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード(個人事業主用)
- カード名称
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
- クラス
- 一般
- 発行会社
- アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(日本支社)
- 年会費
- 13,200円(税込)
- 取得難易度
- (通常申込可)
- 審査基準
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードは、アメックスのビジネス用カード。つまりは、通常のプライベートな決済に利用するカードではなく、事業者がお仕事で使うカードになります。
なお、アメックスのビジネス用カードは、同じ券面で、法人代表者用と個人事業主用の2つの券種があります。それらの2つの券種は、私が見た限りほぼ同じ内容のカードとは思いますが、ここでは個人事業者用のカードをご紹介します。
事業と個人を完全に分けて使えるのが最大のメリット
本カードのメリットは、事業の決済と個人の決済を完全に分離できるところ。これにつきます。
もしかすると、サラリーマンの方々にとっては、それが大きなメリットになることは理解しがたいかもしれません。いや、個人事業主の方でも、自分で苦労をしない限りは理解できない方もいそうです(以前の私がそうでした(汗))。
個人事業者のやってしまいがちな、ビジネスとプライベートの混同
個人事業者がついついやってしまいがちなこととして、ビジネスとプライベートの混同が挙げられます。言い方を変えると、ビジネスとプライベートが分離できていない、とも言えます。
ケースとしては、ビジネスの経費になるものと、個人消費のものを同一のクレジットカードで決済してしまうこと。経費となるものが明確だったり、すごく少ないのでしたらそれでもいいのかもしれません。しかし、それが多くなってくると、もうカオス状態です。
使ってすぐに経理をつけるならまだしも、そんなに経理に時間をかけられない方も多いですよね。月に一回、多ければ確定申告時の時だけ=年に一回という方もいらっしゃるでしょう。となるとどうなるか……さっぱり分からなくなることもあります。
混同した時の経理の際の面倒さは最悪レベル
確定申告の際、「あれ、これは個人の買い物だったかな。調べてみよう」こんなことをしていると、あっという間に時間が過ぎ去っていきます。
さらには、口座から引き落ちたときの処理も面倒になることがあります。クレジットカード決済は、年度末以外は現金主義にしている場合もあるでしょう。その場合、事業経費分を全て合計した金額と、個人消費分の合計金額を計算しないといけません。
例えば10万円の引落で、事業用が合計3万円分とすれば、以下の様になります。
消耗品費3万円/ 普通預金 10万円
事業主貸7万円
この例では、消耗品費3万円が1つだけ&切りの良い数字なので簡単ですが、複数の費用があり、数字が細かいと電卓無しでは計算できません。年度が変わった利用がある月など、さらに面倒です。
こういった面倒にかかる全ての時間を総合すると、あっという間に1時間・2時間は過ぎてしまいます。個人事業者の時給は、5千円~1万円あたりが多いでしょうから、年会費1万円程度かけても簡単にペイできることになります。
税務署への説明も楽
事業専用カードを使っていると、「これは事業で使ったお金だぞ!」と明確に主張できるメリットもあります。
例えば、事業に関連する友人と飲みに行ったとしましょう。事業関連での必要性があれば、それは必要経費=交際費になります。これを個人のカードで支払ったらどうでしょうか。もちろん交際費で落とせることには変わりありません。ただ、税務調査がはいった際、ただ友人と飲みに行っただけでは無いのか?と思われる可能性もあるでしょう。
これに関しては、当然事業専用カードで決済しても同様です。ただ、税務署は心象も非常に大事にするようです(うちの顧問税理士談)
事業専用カードで決済することに関して、きっちり仕事とプライベートを分けている。つまりしっかりとした経理をしていることをアピールすることが、信頼度を高める手になるのです。
個人カードで普段の飲みと仕事の飲みが混在しているような状況とを比較すれば、きちんとしている感は雲泥の差となるでしょう。
総合すると、やはり事業用カードの1枚は必要
総合的に考えると、自営業者はやはり専用のクレジットカードを1枚用意しておくのがベストです。私も個人事業主と会社代表という両方の属性をやっていますが、それぞれ専用のカードを使っています。むしろそうしないとごちゃごちゃになってしまい、経理が立ちゆかなくなってしまうんですね。
私の場合は個人も会社も経理担当=自分ですので、そういった面倒さはすごく理解しているつもりです。そんな私が行き着いたのが、カードは分けた方が良いという答えだったりします。知識だけで言っているのでは無く、現役実務者としての立場なので、説得力があると思います。
決済性はVISAやMasterCardにどうしても劣ることは否めない
唯一のデメリットは、決済性はVISAやMasterCardに劣ることは否めないということです。
JCBとの提携により、国内のJCBの加盟店であれば、Amexも使えることが増えました。JCBは国内最大級の加盟店網を誇っています。しかし、それでもネット決済までを含めると、決済できないことがたまにあるのです。
決済できない場合は予備の個人カードで
実は私はアメックスと比較的近いサービスを提供しているダイナースクラブのビジネスアカウントカードを持っているのですが、同様の事態に陥ることがあります。その場合、予備の個人のカードで決済することになり、結局は1枚で済ますことはできないんですよね。
私の場合は、その予備のカードも(本来ビジネスカードではありませんが)事業専用にしています。
アメックスのサービスを目的に作るのがよし
だったら三井住友VISAカードなりのビジネスカードを1枚作っておけば済むじゃん……という声も聞こえてきそうです。しかし、やはりアメックスを作るというのは、そういうことでは無いんですよね。
アメックスならではの手厚いサービス。それが全額経費にできる(家事按分も不要)。そんな幸せが味わえるのは、事業者ならではでしょう(^-^)普通の人は、アメックスに1万数千円払っているのが、丸々経費で落とせるなんて、幸せの極みです!
さらには、ゆくゆくはビジネス・プラチナ以上も目指せます。年会費10万円オーバーが経費で落とせる……(゚¬゚)夢は広がりますね。
事業専用カードは1枚のみと決める必要はありません。メインとサブがあっても私は良いと思います。
取得難易度・審査基準
個人事業者用カードとは言え、アメックスにおいては一般カード的な位置にあるグリーンカードです。ですので、他社の一般カードと同様な気持ちで申し込んで大丈夫です。20歳以上で個人事業を行っている方でしたら、アメックスだからと臆すること無く申込をしてみて下さい。
どうせ経費で落とせるならもっとハイグレードでもいいな……と思ってしまった方は(笑)、25歳以上でしたらゴールドでも良いでしょう。
事業年数に自信が無くてもチャレンジしてみてください
一般的に、事業者用カードというのは勤続年数=経営年数を厳しく見られます。以前は1年未満などとんでもない、という世界でした。未だに大手銀行系クレジットカード会社ではそのようなところもあるかもしれません。
しかし、アメックスは外資系ということも影響しているのか、杓子定規な審査では無く、きちんとその人を審査してくれます。事業年数に自信が無くても、きちんとした事業になる予定であれば、是非チャレンジしてみて下さい。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの詳細スペック
AMEX GREEN INFORMATION | |
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公式サイト | アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード |
クラス | 一般 |
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(日本支社) |
年会費 | 本会員:13,200円(税込) 家族会員:6,600円(税込) |
取得難易度 | |
目立ち度 | |
審査・入会基準 | (基本的に、個人事業者のみ) |
備考 | 個人事業者であれば、経費で落とせるビジネスカードが一番の候補です。 |
上位/下位カード |
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※上記評価は当サイト管理人による調査をもとにした評価であり、絶対的な評価を意味する訳ではありません。また、上記審査基準や年会費は、執筆した時期のものです。変更は随時していますが、最新情報はオフィシャルサイトでご確認下さい。
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